インテルのブライアン・クルザニックCEOは現地時間6日、米ラスベガスでCESのプレショー基調講演に立った。データとディバイスのセキュリティの重要性を強調、セキュリティ事業の新ブランドを発表した。傘下のマカフィーの製品はこちらに移管される。 インテルグループでセキュリティ事業の製品やサービスは、「インテルセキュリティ」のブランドで取り扱われる。マカフィーの製品はインテルセキュリティ・ブランドに移管することも明らかにしたが、マカフィーの“赤い盾”マークは継承されるという。 「モバイルアプリやディバイスが普及するにつれ、デジタル化された個人情報を安全に保つことは難しくなってきている」とクルザニックはいう。そして「デジタル世界をより安全にしたいと我々は願っている。モバイルやウェアラブル・ディバイスの個人情報に対する脅威に立ち向かう」と語った。 クルザニックによると、インテルは、マカフィーのモバイル端末向けのセキュリティ・ソリューションを無料で提供する計画があるという。現在人気のアップル iPhone、iPad、アンドロイドの各端末のデータを保護する。詳細は近い将来発表される予定だ。