10月の特殊詐欺、振り込め詐欺、オレオレ詐欺ともに増加傾向が続く(警察庁) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

10月の特殊詐欺、振り込め詐欺、オレオレ詐欺ともに増加傾向が続く(警察庁)

警察庁は、2013年10月の「特殊詐欺の認知・検挙状況等について」を発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
警察庁は12月2日、2013年10月の「特殊詐欺の認知・検挙状況等について」を発表した。これによると、10月の特殊詐欺の認知件数は1,117件で、このうち振り込め詐欺の認知件数は899件(9月は839件)で、このうち822件が既遂(同785件)、被害総額(既遂のみ)は25億8,262万円(同23億4,239万円)、検挙件数は245件(同277件)、検挙人員は156名(同104名)と、増加傾向が続いている。オレオレ詐欺では、認知件数が532件(同471件)、このうち466件(同423件)が既遂、被害総額は17億3,638万円(同13億4,508万円)、検挙件数は212件(同107件)、検挙人員は130名(同73名)と、こちらも増加した。

架空請求詐欺の認知件数は172件(同124件)で、このうち161件(同120件)が既遂、被害総額は6億4,387万円(同7億5,695万円)、検挙件数は14件(同54件)、検挙人員は22名(同26名)と高水準で推移している。形態別で見ると、「有料サイト利用料金等名目」が42件、「情報購入代金等名目」が31件、「訴訟関係費用等名目」が13件であった。このほか融資保証金詐欺が44件(同41件)で被害総額6,148万円(同6,458万円)、携帯電話端末詐欺が53件(同23件)などとなっている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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