トレンドマイクロ株式会社は11月29日、米Microsoftが11月27日に公開したゼロデイ脆弱性「マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ(2914486)」(CVE-2013-5065)を利用する攻撃コード(エクスプロイト)の検体を確認したと同社ブログで発表した。Microsoftによると、この脆弱性はWindowsXPおよびWindows Server 2003に影響するもので、一般に「特権昇格」と呼ばれる脆弱性。この脆弱性の利用によって、攻撃者は感染PC内でのデータの削除や表示、プログラムのインストール、また管理者権限を持つアカウントを作成することが可能となる。