スマートフォンが加入者数で携帯電話を上回るのは2016年と予測、国内ビジネスモビリティの市場予測を発表(IDC Japan) | ScanNetSecurity
2024.04.20(土)

スマートフォンが加入者数で携帯電話を上回るのは2016年と予測、国内ビジネスモビリティの市場予測を発表(IDC Japan)

 IDC Japanは11月26日、国内ビジネスモビリティ(法人向けの携帯電話、スマートフォン、通信カード、Wi-Fiルーター、タブレット)の市場予測を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
 IDC Japanは11月26日、国内ビジネスモビリティ(法人向けの携帯電話、スマートフォン、通信カード、Wi-Fiルーター、タブレット)の市場予測を発表した。

 データ通信+音声通信の売上(月額利用料金×12か月×加入者数)は、2011年に前年比7.6%減とマイナス成長になったが、2012年には5,799億円(17.1%増)と回復。さらに今回の予測では、2013年に前年比10.7%増の6,420億円になると概算された。さらに2017年には7,630億円に達し、2012年~2017年の年間平均成長率(CAGRCompound Annual Growth Rate)は5.6%となる見込み。

 成長理由については、通信カード、Wi-Fiルーター、タブレットのデータARPU(Average Revenue Per User)が上昇したためとIDCではみている。またマイナス成長に転じないようバランスを考慮し、携帯電話からスマートフォンへの移行施策が取られたことも要因とされた。

 各端末の加入者数は、2013年には携帯電話1,160万人、スマートフォン349万人、通信カード76万人、Wi-Fiルーター48万人、タブレット127万人の計1,760万人となる見込み。2017年には、携帯電話567万人、スマートフォン1,094万人、通信カード71万人、Wi-Fiルーター47万人、タブレット222万人、計1,999万人になると予測されている。今後、現在の主流である携帯電話加入者数はじょじょに減少し、スマートフォンが加入者数で上回るのは、2016年と予測された。

国内ビジネスモビリティ市場、スマホが主流となるのは2016年

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×