独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は11月20日、株式会社ロックオンが提供するオープンソースのショッピングサイト構築システム「EC-CUBE」に情報漏えいの脆弱性が存在すると発表した。この脆弱性(CVE-2013-5995)が悪用されると、ショッピングサイト利用者によって、他の利用者の登録情報を取得されたり、改ざんされたりする可能性がある。影響を受けるバージョンは、「EC-CUBE 2.12.3」など複数。IPAでは、攻撃が行われた場合の影響が大きい脆弱性であるため、できるだけ早急に最新版へアップデートもしくは修正ファイルを適用するよう呼びかけている。なお「EC-CUBE」には、複数の情報漏えいの脆弱性のほか、クロスサイトスクリプティング(XSS)やクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性も存在している。