セキュリティ専門誌15周年 編集長対談 第1回「休刊を迎えたハッカージャパンを偲ぶ」 | ScanNetSecurity
2024.07.27(土)

セキュリティ専門誌15周年 編集長対談 第1回「休刊を迎えたハッカージャパンを偲ぶ」

「Officeさんの事件に関してはこちらも思い出深いです。実はACCSの0dayに関してはハッカージャパンにも記事としてはもらっていました。記事にやり方が書いてあったので、ぼく、動作確認してみたんですよ。」

特集
「業界に入るきっかけがハッカージャパンという話はよく聞くのである一定の貢献はできたのかなって思います」 HackerJapan編集長 斉藤健一氏
  • 「業界に入るきっかけがハッカージャパンという話はよく聞くのである一定の貢献はできたのかなって思います」 HackerJapan編集長 斉藤健一氏
  • 最終号となった2013年11月号
Scan15周年ということで、Scanと同じ1998年に創刊し、共に15周年を迎えたセキュリティ専門誌「ハッカージャパン」編集長と両誌の未来を語る記念対談を行うことになっていたのですが、突然のニュースが飛び込んできました。「ハッカージャパン」誌の休刊です。

そこで記念対談は趣旨を少し変更し、ハッカージャパン誌編集長の斉藤健一氏にハッカージャパン休刊の理由を聞くとともに、ハッカージャパン誌とも縁の深い、本誌編集長上野と、これまでのハッカージャパンを振り返ることにしました。(聞き手:ScanNetSecurity編集長 上野宣)

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──この間たまたま家の本を整理しててハッカージャパンの全号並べて写真撮ったばかりだったんですよ。まさかその次の号で最終号になるとは思ってもみなかったです。

残念ですが、これまでやってきて、セキュリティキャンプであったり、セキュリティ業界の人でキャンプに参加するきっかけやこの業界に入るきっかけがハッカージャパンという話はよく聞くので、まあ、ある一定の貢献はできたのかなって思います。月並みな発言ですけど。

──セキュリティキャンプに来る学生の中には生まれる前からハッカージャパンがある人もいるんですよね。15年あっという間だった気がするけど、その人にとっては人生と同じ長さなんですよね。

●休刊に至る経緯

──ハッカージャパンが休刊になるということですが、休刊に至る理由をお聞かせください。

《構成・文:山本洋介山》

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