社内システム不当操作 送配電事業者の従業員が電気を約 9 年間不正使用 | ScanNetSecurity
2025.12.15(月)

社内システム不当操作 送配電事業者の従業員が電気を約 9 年間不正使用

 中部電力パワーグリッド株式会社は11月17日、同社従業員による電気の不正使用について発表した。

インシデント・事故
トップページ
  • トップページ
  • リリース(当社従業員による電気の不正使用について)

 中部電力パワーグリッド株式会社は11月17日、同社従業員による電気の不正使用について発表した。

 これは同社従業員が長年にわたり、電気を不正に使用していたことが判明したというもの。

 同社では2025年10月に、電気設備の保安点検をおこなう同社委託先からの通報で、電気契約がない場所での電気使用の疑いを確認したことから、社内調査を実施した結果、当該従業員が2016年5月に社内システムから自宅の電気契約の廃止を装い、その後も本事象の発覚を免れるため、複数回にわたり、社内システムを不当に操作し、電気を使用していたことが発覚している。

 当該従業員が電気を不正使用していたのは2016年5月から2025年10月の約9年間。

 同社では当該従業員に対し、社内規程に則り、厳正に対処する。

 同社では今後、再発防止策の徹底に努めるとのこと。

《ScanNetSecurity》

関連記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 永世名誉編集長 りく)

×