不正侵入やセンサーへのアクセスなど総じて増加--四半期レポート(警察庁) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.10.21(土)

不正侵入やセンサーへのアクセスなど総じて増加--四半期レポート(警察庁)

脆弱性と脅威 脅威動向

警察庁は10月24日、@policeにおいて2013年第2四半期(7~9月)のインターネット観測結果等を発表した。今四半期、センサーに対するアクセス件数は1日・1IPアドレス当たり304.4件で、前四半期と比較して37.6件(14.1%)増加した。また、発信元IPアドレス数は1日当たり6,917.9個で、前四半期と比較して138.1個(2.0%)増加した。宛先ポート別検知件数は、445/TCPが最も多く、次いで2330/UDP、1433/TCP、3389/TCP、53/UDPの順であった。発信元国・地域1別検知件数は中国が最も多く、次いでイラン、米国、台湾、韓国の順であった。

シグネチャを用いて検知した不正侵入等の行為の件数は、1日・1IPアドレス当たり21.4件で、前期と比較して3.0件(16.2%)増加した。また、発信元IPアドレス数は1日当たり265.8個で、前四半期と比較して17.4個(7.0%)増加した。発信元国・地域別の検知件数は中国が最も多く、次いでオランダ、米国、ドイツ、台湾の順であった。DoS攻撃被害観測状況は1日当たり7,613.5件で、前四半期と比較して2,651.2件(25.8%)減少した。また、発信元IPアドレス数は1日当たり540.8個で、前期と比較して219.1個(28.8%)減少した。

9月には、中国からの外部から再帰問い合わせ可能なDNSサーバ(オープンリゾルバ)の探索と考えられるアクセスが急増した。特に、DNSリフレクション攻撃に悪用した際に、効率の良い攻撃が実行できるオープンリゾルバを探索していることから、攻撃の準備行為として探索活動を行っていると思われる。また、攻撃手法で「Scan」に分類されるアクセスのうち、プロキシサーバ探索の検知件数が増加した。9月中旬頃に台湾を発信元としたアクセスが増加した。何者かが攻撃の踏み台とするためのプロキシサーバを探索していた可能性があとしている。
《吉澤 亨史》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

脆弱性と脅威 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. OSSに潜在する訴訟・脆弱性リスク

    OSSに潜在する訴訟・脆弱性リスク

  2. 「JP1/秘文」で作成した自己復号型機密ファイルに、DLL読込に関する脆弱性(HIRT)

    「JP1/秘文」で作成した自己復号型機密ファイルに、DLL読込に関する脆弱性(HIRT)

  3. 「DLL読み込み」の脆弱性の公表件数が急増、対策方法を紹介(IPA)

    「DLL読み込み」の脆弱性の公表件数が急増、対策方法を紹介(IPA)

  4. 「KRACKs」に対して、現時点で想定される脅威と対策をまとめたレポート(NTTデータ先端技術)

  5. Apache Tomcat において値検証不備により JSP ファイルがアップロード可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

  6. 10月10日に「Office 2007」の延長サポートが終了、しかし40万台が今も利用(トレンドマイクロ)

  7. WPA2の脆弱性「KRACKs」に注意喚起、通信を盗聴される可能性(JVN)

  8. Apache Tomcatにおける、任意のファイルをアップロードされる脆弱性を検証(NTTデータ先端技術)

  9. マイクロソフトが10月のセキュリティ更新プログラムを公開、すでに悪用も(IPA)

  10. インシデントは「スキャン」が半数、フィッシングサイト報告件数は千件超え(JPCERT/CC)

全カテゴリランキング

特集

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×