8月の特殊詐欺、「有料サイト利用料金等名目」の架空請求詐欺が急増(警察庁) | ScanNetSecurity
2024.03.19(火)

8月の特殊詐欺、「有料サイト利用料金等名目」の架空請求詐欺が急増(警察庁)

警察庁は、2013年8月の「特殊詐欺の認知・検挙状況等について」を発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
警察庁は10月1日、2013年8月の「特殊詐欺の認知・検挙状況等について」を発表した。これによると、8月の特殊詐欺の認知件数は1,049件で、このうち振り込め詐欺の認知件数は809件(7月は794件)で、このうち764件が既遂(同729件)、被害総額(既遂のみ)は20億5,414万円(同22億3,126万円)、検挙件数は316件(同165件)、検挙人員は62名(同103名)と、前月よりやや減少した。オレオレ詐欺では、認知件数が386件(同524件)、このうち348件(同467件)が既遂、被害総額は12億8,195万円(同16億9,668万円)、検挙件数は80件(同137件)、検挙人員は46名(同93名)と、こちらも現象した。

架空請求詐欺の認知件数は184件(同93件)で、このうち181件(同88件)が既遂、被害総額は5億4,144万円(同3億2,592万円)、検挙件数は60件(同17件)、検挙人員は13名(同7名)と前月から大幅に増加した。形態別で見ると、「有料サイト利用料金等名目」が95件と急増、「情報購入代金等名目」が26件、「訴訟関係費用等名目」が7件であった。このほか融資保証金詐欺が38件(同33件)で被害総額6,408万円(同8,647万円)、携帯電話端末詐欺が26件(同29件)などとなっている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×