独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は9月24日、DELLが提供するサーバ管理ソリューション「iDRAC」のWeb管理画面にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「iDRAC6 バージョン 1.41 およびそれ以前」のWeb管理画面には、ログインページの ErrorMsg パラメータの処理に問題があり、XSSの脆弱性(CVE-2013-3589)が存在する。この脆弱性が悪用されると、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNによると、開発者はファームウェアのアップデートリリースを予定している。また、アクセスを制限することで本脆弱性の影響を軽減することができるとしている。