トレンドマイクロは12日、アップルの新製品「iPhone 5s/5c」に便乗するフィッシングメールが確認されたことを公表した。「プロモーション用イベントの一環として、無料で新作のiPhoneの配布を行う」というスパムメールが、すでに流通しているという。 同社のTrendLabs(トレンドラボ)は10日、Apple公式アプリストア「App Store」から送信されたように装ったスパムメールを確認した。問題のメールには、受信者が最新のiPhone 5sとiPadの抽選に当たったと記載されていたという。「当選したiPhone 5sを受け取るには、特定のWebサイト上でEメールアドレスおよびパスワードを入力する必要がある」と書かれているが、メッセージの内容も送信者欄のEメールアドレスも偽物だ。この指示に従うと、個人情報を盗み取られることとなる。 トレンドマイクロのクラウド型セキュリティ基盤「Trend Micro Smart Protection Network」からのフィードバックによると、日本を含む東南アジアのユーザーが今回のスパムメールの影響を受け、偽ページにアクセスしていることが判明している。
セキュリティ資金を勝ち取るため、あなたの会社の重役をスピアフィッシングせよ~「フェイク攻撃で彼らの財布をこじ開けろ」Websense の CSO が推奨(The Register)2013.6.27 Thu 8:30