ファイア・アイ株式会社は9月12日、業界初のグローバルでリアルタイムかつ継続的な防御を実現するプラットフォーム「Oculus」および、新たな脅威対策プラットフォーム「FireEye NX 10000」を発表した。Oculusは、脅威対策プラットフォーム、脅威情報を分類、解析する「Dynamic Threat Intelligence(DTI)」、サポートおよびサービスの3つのコンポーネントで構成されるもの。Oculusによってユーザは、ネットワークの規模を問わず、グローバルでリアルタイムかつ継続的な防御を実現できる。またFireEye NX 10000は、ネットワークからインターネットへの出口となる境界環境で動作し、Web攻撃や複数のプロトコルを使用したコールバックを遮断するアプライアンス。従来の半分のサイズとなり、消費電力も20%低減した一方で、マルチギガビットのパフォーマンスを実現している。導入時に複雑な設定を行う必要はなく、設置後短時間のうちに運用を開始でき、誤検知も最小限に抑えられている。アプライアンスを少数に集約できることから、運用管理の負担軽減も期待できるとしている。