独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は9月6日、Apache Software Foundationが提供する、JavaのWebアプリケーションを作成するためのソフトウェアフレームワーク「Apache Struts」に任意のコマンドを実行される脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「Apache Struts 2.0.0 から 2.3.15 まで」には、任意のコマンドを実行される脆弱性(CVE-2013-2251)が存在する。また、本脆弱性を使用した攻撃活動が確認されている。この脆弱性が悪用されると、Apache Strutsが設置されているサーバ上で任意のコマンドを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。