警察庁は9月4日、@policeにおいて2013年7月期のインターネット観測結果等を発表した。7月期では、中国を発信元とする 1998/TCP へのアクセスが増加したこと、および 8888/TCP を発信元ポートとするアクセスが増加したことを挙げている。1998/TCP へのアクセス増加については、HTTPプロキシの探索と考えられる6666/TCP から6675/TCP までの間のポートに対するアクセスと同じIPアドレスからHTTPリクエストのGETメソッドのアクセスも観測していることから、HTTPプロキシとして中継可能なコンピュータを探索している可能性があるとしている。また、8888/TCPを発信元ポートとするアクセスは、特に7月18日からは急増加した。これらのアクセスは、宛先ポートを分析した結果から、脆弱性のあるコンピュータや踏み台となるコンピュータを探索しているものと考えられるとしている。