独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は9月2日、Trivantis Corporation社が提供するe-ラーニングソフトウェア「CourseMill LMS(Learning Management System)」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「CourseMill LMS 6.6」および「CourseMill LMS 6.8」には、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティング(XSS)、クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)など複数の脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者に情報を取得されたり権限を昇格される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。