米アップルは7月2日(現地時間)、「セキュリティアップデート 2013-03」を公開した。QuickTimeにおける3つの脆弱性が修正されている。これらの脆弱性は、Mac OS X 10.6.8、Mac OS X Server 10.6.8、OS X Lion v10.7.5、OS X Lion Server v10.7.5、OS X Mountain Lion v10.8.4上のQuickTimeに存在するもの。脆弱性の原因は、バッファオーバーフローによるもの(CVE-2013-1019、CVE-2013-1018)およびバッファアンダーフローによるもの(CVE-2013-1022)で、いずれも細工されたムービーファイルを読み込むことで任意のコードを実行される可能性がある。