Microsoft は、今年の Black Hat USA カンファレンス――7 月の末に開催される。その時期のラスべガスは発汗地獄である――の会場で、Windows 8.1 の重大な脆弱性を実証できたハッカーに 10 万ドル(そしてラップトップ 1 台)をカンファレンス開催中、あるいは開催後に提供する予定だ…
※本記事は有料版メールマガジンに全文を掲載しました
© The Register.
(翻訳:フリーライター 江添佳代子)
しかし、その発見は「モラルの問題」としてハッカーが責任を持って開示すべきであると反対派は示唆している。その一方で、ソフトウェアの欠陥に関しては、活発な闇市場(とりわけゼロデイ脆弱性を対象としたもの)が存在している。
© The Register.
彼は英国王立協会のフェローでもあり、ニュートン、ダーウィン、ホーキング、チューリングが名を連ねる「知の殿堂」入りを果たしていた。
ピアツーピアシステムとハードウェアの耐タンパー性における草分け的存在である彼は、チップや銀行の暗証番号カードなどの安全な設計に長年取り組み大きな影響を与えた。そして、ATM におけるセキュリティ上の欠陥を公表するというアンダーソンの取り組みにより、世界中で ATM の設計が変更されることとなった。
最後に、ハンキンス氏はクラウドセキュリティ全体像を戦略メニューとして図示した。上記で説明したソリューションやツール、各種フレームワークやプラットフォームが、機能や用途ごとに俯瞰できるものだ。この図は、ガートナーのクラウドセキュリティのコンサルティングの戦略ベースを示したものといってもよい。自社のセキュアクラウドを構築するときの「レシピ」として利用することができるだろう。
幸いなことに、これらの履歴書の情報はほとんどの場合少なくとも 10 年前のものだが、それでも個人情報が多く含まれていることには変わりない。