オランダ警察が詐欺師を公開処刑的に晒し上げて自首に追い込む作戦が大成功を収めている。最重要指名手配 100 人のうち 74 人が既に特定された。
同国の「Game Over?!」キャンペーンでは、詐欺師のぼかし入り画像を公開し、2 週間以内に自首しなければモザイクを外すと脅迫した。
有言実行で、2 週間後にオランダ警察は、ソーシャルメディアとオランダ全土の街頭にあるデジタルサイネージで容疑者の顔のぼかしを解除して公開した。ガソリンスタンド、ショッピングセンター、駅など至る所に最重要指名手配の顔写真が掲示された。
ではその結果は? 34 人が自首し、残りは顔写真公開によって、さらに 40 人の身元が市民の通報で判明した。
警察によると、顔のぼかしを解除した後、市民から 500 件以上の情報提供があったという。警察のウェブサイトは 200 万回以上閲覧され、キャンペーン画像はソーシャルメディアで約 9,000 万回も表示された。
現在警察が把握している 74 人のうち、半数以上の 38 人が既に事情聴取を受け、残りも聴取の予定が組まれている。
これまでに 6 人が逮捕された。ただし警察によると、必ずしも今回の詐欺容疑での逮捕ではない。事情聴取の呼び出しを無視した場合や、他の事件でも容疑がかかっている場合など、別の理由で逮捕に至ったケースも含まれるという。
オランダ警察のオンライン犯罪担当責任者、アンネ・ヤン・オーステルヘールト氏は次のように語った。「この種の犯罪は多くの被害者を生み出している。被害者と社会の両方に甚大な影響を与えている。Game Over?! の目的は容疑者を特定し、起訴することだ」
