大阪府は5月16日、富田林土木事務所において個人情報が記録されたノートPC等を紛失したと発表した。紛失が判明したのは、砂防情報管理システム用のノートPC1台とシステムロック解除用USB端末1個で、これらを収めたケースごと紛失していた。4月12日に担当者が当該PCを使おうとして、保管場所である南河内府民センタービル3階の富田林土木事務所物品倉庫で紛失に気づいたという。紛失したPCには、土砂災害防止法に基づく基礎調査に伴い開催した「地元説明会実施経過書」(土地所有者2,079名分の氏名や住所、説明会への出席有無が記載)、および砂防指定地台帳のデータ中、約2,100ha分の土地地番および土地所有者の氏名(約600名分)が記録されていた。紛失判明直後、担当グループ員複数名により物品倉庫および執務室内を捜索したが、発見できなかった。同事務所では現在も引き続き捜索しているが、発見できない状況が続いており、富田林警察署に被害届を提出した。