「#OpPetrol」の影響は現在のところ限定的(トレンドマイクロ) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.08.19(土)

「#OpPetrol」の影響は現在のところ限定的(トレンドマイクロ)

脆弱性と脅威 脅威動向

トレンドマイクロ株式会社は6月20日、Anonymousによる作戦「#OpPetrol」の監視状況についてブログで発表した。「#OpPetrol」は、ハッカー集団Anonymousが特定の国に対して6月20日に攻撃を仕掛ける旨を5月下旬に発表したというもの。これまでに約1,000のWebサイト、3万5,000のメール情報、10万以上ものFacebookのアカウント情報がハッキングの被害に遭ったと一部報道されている。しかし、予告された6月20日に向けて、攻撃者の関与や攻撃全体の巧妙さは限定的なようだとしている。

同社では、標的となったWebサイトに対する不正な動きを突き止め、関連するIPアドレスを確認した。これらのIPアドレスは、これまでにボットネットを操る攻撃者により乗っ取られ、C&C攻撃基盤として利用されているものであった。この関連性は恐らく、改ざん目的で標的とするWebサイトへの侵入、あるいはDDoS攻撃の実行に向けて下準備を行っているものと考えられるという。また、Webサイトへの攻撃に「CYCBOT」という不正プログラムが利用されていることも確認した。標的となっているクウェート、カタールおよびサウジアラビアの政府関連Webサイトの多くが、最近乗っ取られたIPアドレスから攻撃を受けた後にオフラインとなっている。これらのIPアドレスには、被害に遭った同3カ国のWebサイトとこれまで通信した履歴がないという。
《吉澤 亨史》

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