「#OpPetrol」の影響は現在のところ限定的(トレンドマイクロ) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.12.18(月)

「#OpPetrol」の影響は現在のところ限定的(トレンドマイクロ)

脆弱性と脅威 脅威動向

トレンドマイクロ株式会社は6月20日、Anonymousによる作戦「#OpPetrol」の監視状況についてブログで発表した。「#OpPetrol」は、ハッカー集団Anonymousが特定の国に対して6月20日に攻撃を仕掛ける旨を5月下旬に発表したというもの。これまでに約1,000のWebサイト、3万5,000のメール情報、10万以上ものFacebookのアカウント情報がハッキングの被害に遭ったと一部報道されている。しかし、予告された6月20日に向けて、攻撃者の関与や攻撃全体の巧妙さは限定的なようだとしている。

同社では、標的となったWebサイトに対する不正な動きを突き止め、関連するIPアドレスを確認した。これらのIPアドレスは、これまでにボットネットを操る攻撃者により乗っ取られ、C&C攻撃基盤として利用されているものであった。この関連性は恐らく、改ざん目的で標的とするWebサイトへの侵入、あるいはDDoS攻撃の実行に向けて下準備を行っているものと考えられるという。また、Webサイトへの攻撃に「CYCBOT」という不正プログラムが利用されていることも確認した。標的となっているクウェート、カタールおよびサウジアラビアの政府関連Webサイトの多くが、最近乗っ取られたIPアドレスから攻撃を受けた後にオフラインとなっている。これらのIPアドレスには、被害に遭った同3カ国のWebサイトとこれまで通信した履歴がないという。
《吉澤 亨史》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

脆弱性と脅威 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. OSSのデータ収集ツール「Fluentd」に任意コマンド実行などの脆弱性(JVN)

    OSSのデータ収集ツール「Fluentd」に任意コマンド実行などの脆弱性(JVN)

  2. 送信者を偽装できる脆弱性「Mailsploit」に注意、メールソフト別対応状況一覧(JPCERT/CC)

    送信者を偽装できる脆弱性「Mailsploit」に注意、メールソフト別対応状況一覧(JPCERT/CC)

  3. 複数のTLS実装に、暗号化通信データを解読される脆弱性(JVN)

    複数のTLS実装に、暗号化通信データを解読される脆弱性(JVN)

  4. 「Microsoft Office 数式エディタ」に任意コード実行の脆弱性(JVN)

  5. Microsoft Office の数式エディタにおけるバッファオーバーフローの脆弱性(Scan Tech Report)

  6. 8以降のWindowsに、特定のメモリアドレスのコードを悪用される脆弱性(JVN)

  7. Microsoft .NET Framework における WSDL パーサでの値検証不備により遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

  8. AIや機械学習による自動化がさまざまなサイバー攻撃に活用、2018年予想(フォーティネット)

  9. 脆弱性体験学習ツール「AppGoat」の集合教育向け手引書と解説資料を公開(IPA)

  10. サポート終了のモバイルルータ「PWR-Q200」に脆弱性、使用中止を呼びかけ(JVN)

全カテゴリランキング

特集

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×