フィッシング対策協議会は6月17日、「フィッシング対策ガイドライン」および「利用者向けフィッシング詐欺対策ガイドライン」の改訂を行ったと発表した。フィッシング対策ガイドラインは、サービス事業者向けに「フィッシング詐欺被害の発生を抑制するための対策」「フィッシング詐欺被害の発生を迅速に検知するための対策」「フィッシング詐欺被害が発生してしまった際の対策」、利用者向けに「フィッシング詐欺への備え」「フィッシング詐欺に遭ってしまった時」についてをまとめている。改訂版では、事業者向けに「認証システムが許容するポリシを利用者に示すこと(推奨)」、利用者向けに「正しいURLを確認する(実施すべき対策)」「錠前マークを確認する(実施すべき対策)」「PCの利用には標準ユーザアカウントを利用し、ユーザアカウント制御機能を活用すること(推奨)」を追加したほか、付録に「事業者におけるNG集」が追加されている。「利用者向けフィッシング詐欺対策ガイドライン」もあわせて改訂された。