独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月18日、株式会社ジャストシステムの提供する「一太郎シリーズ」に任意のコードを実行される脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「一太郎」「一太郎Pro」「一太郎ガバメント」「一太郎ポータブル」「一太郎ビューア」「ジャストスクール」には、任意のコードを実行される脆弱性(CVE-2013-3644)が存在する。この脆弱性が悪用されると、細工されたファイルをユーザが開いた場合、任意のコードが実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに各製品に対応したアップデートモジュールを適用するよう呼びかけている。