独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月3日、Hewlett-Packard が提供するネットワークスイッチ「HP ProCurve 1700 シリーズ」にクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「HP ProCurve 1700-8 Switch (J9079A) VA.02.08 より前のバージョン」および「HP ProCurve 1700-24 Switch (J9080A) VB.02.08 より前のバージョン」には、CSRFの脆弱性(CVE-2012-5216)が存在する。この脆弱性が悪用されると、ユーザが当該製品にログインした状態で細工されたページにアクセスした場合、製品の設定が変更される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。