BBソフトサービス株式会社は5月8日、「インターネット詐欺リポート(2013年4月度)」を発表した。本レポートは、同社の「Internet SagiWall」が検出・収集した危険性の高いネット詐欺サイトの数やカテゴリーなどを分析したもので、日本のインターネットユーザに注意喚起を促すことを目的として、インターネット利用者が直面するネット詐欺の脅威を報告するもの。4月のインターネット詐欺サイトの検知数は62万8,244件で、前月比で29.3%増加した。ネット詐欺の種類別では、ワンクリック・不当請求詐欺サイトが97.1%(前月比0.8ポイント減)を占めた。また4月は、Android搭載端末でTwitterをまねたフィッシング詐欺サイトを検知した(すでに閉鎖)。セッション切れによるログインをサイト閲覧者に求め、IDとパスワードを盗む手口であった。まったく効果のない偽ソフトウェア(ボーガスウェア)を配布するPC向けのWebサイトも検知している。