一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月17日、Oracleが「Oracle Java SE」に対する定例のクリティカルパッチアップデート「Oracle Java SE Critical Patch Update Advisory - April 2013」を公開したことについて注意喚起を発表した。「Java SE JDK および JRE」には、複数の脆弱性が存在する。本脆弱性の影響を受けるバージョンは「Java SE JDK および JRE 7 Update 17 およびそれ以前」「Java SE JDK および JRE 6 Update 43 およびそれ以前」。脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者によって脆弱性を悪用する細工されたコンテンツをユーザに開かせることで、Javaを不正終了させたり任意のコードを実行される可能性がある。JPCERT/CCでは、Oracleが提供する対策済みソフトウェアへアップデートするよう呼びかけている。なお、Oracleは2013年2月にJava SE 6のサポートを終了しているため、使用しているアプリケーションの対応状況をふまえた上で、Java SE 7への移行を検討するよう呼びかけている。