独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月8日、PHP Address Bookの提供するWebベースのアドレス帳「PHP Address Book」にSQLインジェクションの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「PHP Address Book version 8.2.5」には、入力された値の処理が原因でSQLインジェクションの脆弱性(CVE-2013-0135)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者に任意のSQLコマンドを実行される可能性がある。現時点で対策方法は公開されておらず、JVNではアクセスを制限することで本脆弱性の影響を軽減することができるとしている。