独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月21日、Appleが提供する携帯端末向けOS「iOS」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。これは、AppleがiOS 向けのアップデートを公開したことを受けたもの。「iOS 6.1.3 より前のバージョン」には、複数の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、想定される影響は各脆弱性により異なるが、任意のファイルの権限を変更されたり、任意のコードを実行されるなどの影響を受ける可能性がある。JVNでは、Appleが提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。