内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)は2月22日、同日に開催された「情報セキュリティ政策会議第32回会合」の結果を発表した。同会議では、「新たな情報セキュリティ戦略について」「政府におけるサイバー攻撃等への対処態勢の強化等について」「情報セキュリティ月間の実施状況について」「重要インフラにおける情報セキュリティ確保に係る『安全基準等』策定にあたっての指針(第3版)の改定について」が討議された。新たな基本戦略については、IT戦略本部における新たなIT戦略の策定に関する検討等と連携しつつ、本年夏までに情報セキュリティ政策会議にて決定する。4月までに検討および起草を行い、パブリックコメントを募集した上で6月には新戦略を策定する。「重要インフラにおける指針(第3版)および対策編」については、BCPの一層の充実、標的型サイバー攻撃などに対する対応、政府基準との比較検証の3つを視点に改定を行うとしている。