近鉄は、名古屋線、山田線、鳥羽線、志摩線、鈴鹿線、内部線の津波浸水予想区域を対象に、乗客の避難誘導を円滑に行えるよう、緊急避難誘導標を2月から順次設置していくと発表した。今回の緊急避難誘導標設置は、東海・東南海・南海地震が発生した際の乗客の安全確保と被害軽減の対応策の一環。近鉄は他にも、特急・一般列車への避難はしご搭載、「津波発生時の緊急避難場所」地図の作成・乗務員への配布によって、津波発生時の安全な乗客誘導に努めていくとしている。