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2017.09.20(水)

ソーシャルメディアの力を安全に引き出すには(CA Security Reminder)

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CA Security Reminder は、コンシューマライゼーションが進行する企業情報システムの情報セキュリティとアイデンティティ管理について考えます。

CA Technologies の Jurgen Schulze と Chris Wraight が、企業のマーケティング部門が安全にソーシャルネットワーキングサービスを利用する方法を考える。

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●ソーシャルメディアのユーザを安全に取り込む

ほんの1年前なら、「みんながやっているから」というのは、「ソーシャルメディアをなぜ使うのか?」という問いに対して最も気のきかない答えだったでしょう。しかし今日では、この答えはまったく正しいといえます。ただ、質問は「使うかどうか」ではなく、「いつ?」そして「どのように?」へと変わりました。Facebookはここ数年で最大規模の新規株式公開を行った後、80億ドル近い手元資金を保持しており、この分野で近い将来騒がしくなることが予測されます。Facebookはユーザベース拡大のためにマーケティング活動を活発化させるでしょう(現在のユーザは約10億人)。企業はFacebook(および他のソーシャルメディアサイト)のユーザの拡大を活用できるようになる必要があります。

また、ソーシャルネットワークの利用が当たり前になっている若い世代はすぐに、企業がブランド認知度を確立すべき対象年齢に達します。ソーシャルネットワークは現在、多彩なコミュニケーション/交流チャンネルの重要な部分を占めており、現在と将来の消費者を惹きつけるためには、これを維持する必要があります。マーケティング部門は、自社の収益拡大の手段として、ソーシャルメディアのファンを活用したいと考えています。しかし、データの機密性などに関する規制の形でリスクが存在することが、認識されていない場合があります。本ホワイトペーパーは、マーケティングの取り組みを推進する力を理解し、ソーシャルメディアのファンを自社のシステムに誘導し顧客に取り込みたいというマーケティング部門の要望を、プロアクティブにサポートするために役立ちます。

●マーケティング部門はソーシャルメディアの顧客の獲得を希望

将来の顧客に自社のブランドに親しんでもらい、日常的に感情に訴えたりセールス以外でも目に付く場所にいるという方法は、10年前には考えられないことでした。現在企業には、何百万人というソーシャルメディアのファンがいる可能性があります。これは素晴らしい数字ですが、問題はこうしたファンに関する情報が企業側に属するものではないということです。この情報はサードパーティに帰属しており、そのため、マーケティング部門がこれらのファンに効率的に接触したり固有のマーケティングを行うのは、不可能ではないまでも極めて難しいものになっています。その結果、マーケティング部門はこれらのファンをサードパーティのソーシャルメディアのシステムから自社サイトへと誘導したいと考えているのです。

1.ソーシャルネットワーク

適切なファンの基盤を築くには、ソーシャルメディアの初期分析に基づき、選択したソーシャルネットワークにプレゼンスを確立します。企業や製品に対してファンは「いいね」ボタンを押し、口コミで情報を広めます。ただし、企業によるこれらのファンの個人情報へのアクセスは、その情報が常駐するソーシャルメディアホストによって制御されます。つまり、企業のマーケティング部門はこの情報にアクセスしたり使用することはできません。新製品など一般情報の配布以外に、これらのファンに対して個人的なレベルでマーケティングを行える機能は存在しません。

2.自社のエコシステム

企業が所有するエコシステム(CRMシステムなど)にファンを誘導すれば、マーケティング部門はより的を絞った有意義な関係をファンとの間に築くことができます。ただしこのとき、企業側にはファンの個人情報を保護する責任が生まれます。また、このユーザの取り込みはファンにとって簡単なものであることが必要で、そうでなければファンはついてきません。

3.マーケティングの自動化

たとえば、マーケティング部門は新製品の発売をサポートするキャンペーンを計画できます。システム内で特定のターゲット層(収入、居住地域、製品に「いいね」ボタンを押しているなど)に合うファンを見つけることで、最も買い物をしそうなファンに的を絞ることができます。

4.収益

ファンの情報を効果的に管理することで、より効果的なマーケティングプログラムの計画と実行が可能になり、その結果収益の拡大につながります。

(※この記事は「ソーシャルメディアの力を安全に引き出すには(Jurgen Schulze / Chris Wraight)」の一部を抜粋しました)

(Jurgen Schulze / Chris Wraight)

筆者略歴:Chris Wraight は現在CA Technologiesで、アクセスコントロールセキュリティ製品に従事する
《ScanNetSecurity》

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