「Ruby on Rails」のJSON解析処理に脆弱性(JVN) | ScanNetSecurity
2024.04.20(土)

「Ruby on Rails」のJSON解析処理に脆弱性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、「Ruby on Rails」に脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月29日、Ruby on Railsが提供する「Ruby on Rails」に脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。なお、本脆弱性はCVE-2013-0156とは異なるもの。

「Ruby on Rails 3.0.20 より前の 3.0 系」および「Ruby on Rails 2.3.16 より前の 2.3 系」のJSON解析処理には脆弱性(CVE-2013-0333)が存在する。この脆弱性が悪用されると、第三者によって認証を回避されたり、任意のコードの実行やDoS攻撃を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデート、あるいはパッチを適用するよう呼びかけている。なお、JSONGemを使用することで、本脆弱性の影響を軽減できるとしている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×