独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月28日、Novell社が提供するアプライアンス制御用のWebベースのリモートコンソール「WebYaST」にホスト一覧を改ざんされる脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「WebYaST 1.2」および「SUSE Studio Standard Edition 1.2」には、リモートの第三者からホスト一覧にアクセスされる脆弱性(CVE-2012-0435)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの第三者によってホスト一覧を改ざんされ、中間者攻撃を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに対応するパッチを適用するよう呼びかけている。また、4984/TCPへのアクセスを制限することで、本脆弱性の影響を軽減できるとしている。