Ruby on Railsで任意のRubyコードが実行される脆弱性の検証レポート(NTTデータ先端技術) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2018.10.18(木)

Ruby on Railsで任意のRubyコードが実行される脆弱性の検証レポート(NTTデータ先端技術)

NTTデータ先端技術は、Ruby on Railsに発見されたリモートから任意のRubyコードを実行される脆弱性(CVE-2013-0156)に関する検証レポートを公開した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
NTTデータ先端技術株式会社は1月24日、Ruby on Railsに発見されたリモートから任意のRubyコードを実行される脆弱性に関する検証レポートを公開した。本脆弱性(CVE-2013-0156)は、パラメータ解析におけるYAMLおよびシンボル変換の不備に起因するもの。本脆弱性が悪用されると、攻撃者はターゲットホスト上にて、奪取したユーザ権限で任意のRubyコードの実行が可能になる。同社では、本脆弱性の再現性について検証を行った。

検証は、Debian 6.0.6上のRuby on Rails 3.2.10をターゲットシステムとして実施した。ターゲットシステムに細工したHTTPリクエストを送信し、Ruby on Railsを利用したアプリケーションを介して、任意のRubyコードを実行させる。今回の検証に用いたコードは、ターゲットシステム上から特定のサーバ、ポートへコネクションを確立させるよう誘導し、システムの制御を奪取するもの。これにより、リモートからターゲットシステムを操作可能となる。検証の結果、誘導先のコンピュータ(Windows 7)のターミナル上にターゲットシステム(Debian)のプロンプトが表示され、コマンドを実行した結果が表示されたことから、ターゲットシステムの制御の奪取に成功した。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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