独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月20日、Opera Softwareが提供するスマートフォン向けのWebブラウザであるAndroid版「Opera Mini Webブラウザ」および「Opera Mobile Webブラウザ」に脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「Opera Mini Webブラウザ 7.5 より前のバージョン」および「Opera Mobile Webブラウザ 12.1 より前のバージョン」には、任意のスクリプトが実行される脆弱性(CVE-2012-5180)が存在する。この脆弱性が悪用されると、不正なAndroidアプリケーションにより指定されたWebサイトのCookie情報を窃取されるなどの被害に遭う可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。