エフセキュア株式会社は11月13日、オンラインバンキングのトランザクションに対するセキュリティおよび信頼性を提供する拡張レイヤーを実現する「バンキング プロテクション」について発表した。本機能は、独自のセキュリティ技術でユーザの銀行口座を保護するもの。「エフセキュア インターネット セキュリティ2013」の新機能であり、通信事業者が提供するSafe Anywhere PCのアドオンでもある。本機能は、オンラインバンキングのセッションをトロイの木馬から保護し、セッションのセキュリティを脅かす可能性のあるコネクションをすべてブロックする。バンキングセッションを妨害することなく動作し、エフセキュアによって安全であることが確認されたサイトへのアクセスはそのまま許可される。特別なソフトウェアをインストールする必要がなく、アプリケーションやブラウザを追加する必要もない。「エフセキュア インターネット セキュリティ2013」の既存ユーザであれば、2013年第1四半期の自動アップデートでバンキング プロテクションがインストールされるが、それ以前に導入したい場合はサイトからアップデートをすぐにダウンロードできる。また、バンキング プロテクションは、エフセキュアのSafe Anywhere PCへのアドオンサービスとして、通信事業を展開するパートナーから入手可能だ。