IDC Japanは13日、国内通信事業者によるセキュリティサービス市場の市場規模について、2012年の見込みと2016年までの予測を発表した。 それによると、2012年における市場規模は、前年比7.3%増の3,270億円となる見込み。さらに2013年については、同比6.6%増の3,486億円になると予測された。2011年~2016年の市場規模推移を分析すると、同期間における年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は6.3%となり、2016年の市場規模は4,132億円に達すると予測された。 内訳については、セキュリティコンサルティングサービスが511億円(2011年~2016年のCAGR:5.4%)、セキュリティシステム構築サービスが1,020億円(同5.1%)、セキュリティシステム運用管理サービスが2,593億円(同6.9%)、セキュリティ教育/トレーニングサービスが8億円(同11.0%)に達するとIDCでは予測している。