バリオセキュア・ネットワークス株式会社(バリオセキュア)は11月5日、新しいUTM機器として「VCR-Vario Communicate Router」を販売開始したと発表した。本製品は、Layer 8技術によるユーザ・アプリケーション管理や、レポーティング機能の標準提供へ対応したUTM。「VCR25ia」「VCR35ia」の2モデルが用意され、異なるユーザ規模のネットワークに対しユーザ・アプリケーション管理やレポーティングを中心とした、多様なUTM機能を提供する。ネットワークの利用状況をユーザ、利用サービス別でレポーティングする機能を標準搭載し、容易に可視化することが可能。また、情報漏えいや業務効率の観点から、インターネット利用の許可・制限が可能なため、会社のインターネットのリスクやムダをなくせるとしている。さらに、職務や業務内容に応じた帯域の割り当てが可能、業務の優先度に応じた効率アップが図れる。インターネット常時接続への依存度が高いクラウドやWebサービス利用に対応し、回線の2重化を実現していることも特徴だ。