2012年上半期の少年非行情勢を発表、刑法犯少年の検挙人員は10年連続の減少(警視庁) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.10.24(火)

2012年上半期の少年非行情勢を発表、刑法犯少年の検挙人員は10年連続の減少(警視庁)

調査・レポート・白書 調査・ホワイトペーパー

 警視庁は8月9日、2012年上半期の少年非行情勢を発表した。刑法犯少年の検挙人員は、10年連続の減少となっており、2012年上半期は、3万1,232人で前年同期比14.4%減という。しかし、学校内のいじめ問題など、少年の非行防止と被害防止の両面で厳しい状況にある。

 いじめに起因する事件の件数は、2003年から2006年まで毎年増加傾向にあったものの、2007年からは減少傾向にある。しかし2012年上半期は、65件で前年同期比38.3%増である。

 なお「いじめに起因する事件」とは、警察が検挙または補導した小・中・高校生の「いじめによる事件」と「いじめの仕返しによる事件」をいう。

 いじめに起因する事件の検挙・補導人員の件数は、2006年をピークに減少傾向にある。しかし2012年上半期は、125人で前年同期比43.7%増である。学校種別に見ると、中学生がもっとも多く103人で全体の82.4%を占める。

 いじめの原因・動機について、「力が弱い・無抵抗」が48%の約半数を占める。次いで「いい子ぶる・なまいき」(13.6%)、「態度動作が鈍い」(7.2%)の順に多い。一方、「人気がある」「家柄・家族の資産等を自慢」「学力が優れている」といった「はらいせ」によるものは過去10年間を通して0%で原因にはなっていない。

 被害少年の相談状況について、「保護者に相談した」(44.2%)がもっとも多く、次いで「教師に相談した」(27.9%)、「相談しなかった」(18.6%)、「友人に相談した」(7.0%)、「警察等の相談機関に相談した」(7.0%)の順で、相談しなかったケースが2割弱あったという。

いじめに起因する事件の検挙数、前年同期比43.7%増…警視庁調べ

《工藤 めぐみ@リセマム》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

調査・レポート・白書 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. 最も多くパスワードに使われた日本人女性の名前

    最も多くパスワードに使われた日本人女性の名前

  2. セキュリティ意識の高まりから長いパスワードが新たにランクイン、2015年版「最悪のパスワード」を発表(SplashData)

    セキュリティ意識の高まりから長いパスワードが新たにランクイン、2015年版「最悪のパスワード」を発表(SplashData)

  3. 「WannaCry」はビジネスを回復不能にする「DeOS型攻撃」の出現を示唆(シスコ)

    「WannaCry」はビジネスを回復不能にする「DeOS型攻撃」の出現を示唆(シスコ)

  4. IoT機器への不正アクセスが目的と思われる、MQTTによる探索行為が増加(警察庁)

  5. 2016年の個人情報漏えい調査、件数の減少は小規模漏えいの非公表化か(JNSA)

  6. 3月の「Apache Struts」の脆弱性に最大1日40万件超の攻撃を検知(日本IBM)

  7. 平日と土日で変わるサイバー攻撃傾向~フォーティネット調査

  8. 「WannaCry」などのインシデントを防ぐには、アップデートと設定見直しが鍵(ラック)

  9. Facebookの“いいね”機能を乗っ取るマルウェアが急増--四半期レポート(マカフィー)

  10. ネット検索リスクの高い有名人、38位にジャッキー・チェン(マカフィー)

全カテゴリランキング

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×