マカフィー株式会社は8月9日、携帯電話が紛失・盗難された際のリスクについてブログで検証を行っている。携帯電話がサイバー犯罪者の手に渡った場合、端末に保存された写真、メール、テキストメッセージ、アプリケーションなどは、サイバー犯罪者にとってユーザの個人情報、プライバシー、銀行口座にまでアクセスするためのキッカケになってしまう。同社では携帯端末の価値として、平均購入価格「45,835円」、お財布機能のチャージ金額「50,000円以上」、ICカード乗車券のチャージ金額「10,644円」の合計「107,479円」と算出している。さらに、携帯電話の交換にかかる費用は「134,721円」、コンテンツの復元や入れ替えにかかる時間は18時間としており、対策の強化を呼びかけている。