ある精神疾患を持つ女性が「200ページにわたる非常に機密性の高い自分の臨床記録が、自分が明確な許可もせず知らされてもいないうちに、ある医療関連コンソーシアムの全メンバ企業に電子的に配布されていたことを知り愕然とした」という話をしました。
病院は、故意であると断定はできないが当該医師の過失責任は重大であるとし、出勤停止 2 か月間の懲戒処分を行ったが、本人が依願退職した。
2020 年 5 月、Blackbaud はランサムウェアに感染し、黙って犯人に支払いを済ませたが、同年 7 月までセキュリティ侵害について顧客に知らせなかった。
2023 年 1 月に Adobe 社の Acrobat Reader DC をはじめとする PDF 閲覧ソフトウェアに、遠隔コード実行が可能となる脆弱性が公開されています。
最後にペネトレーションテストをやる側と、ユーザー企業として発注する側で、何かこういうところに気をつけるといいポイントがあれば最後にまとめとしていただけないでしょうか。