東京商工リサーチは、7月の東日本大震災関連倒産の調査結果を発表した。東日本大震災関連倒産は29件で、2011年4月以来、15か月ぶりに30件を下回った。負債総額は285億8400万円。地区別では、関東19件、東北4件、中部と九州が各2件、北海道と北陸が各1件。このうち東北は、宮城2件、青森1件、福島1件だった。産業別では、建設業が8件、製造業が7件、宿泊業・飲食店などを含むサービス業他が6件、卸売業が3件、小売業が2件だった。発生からの累計件数は845件、負債総額は1兆1814億円となった。