独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月12日、SMC Networks Inc. の提供するネットワークスイッチ「SMC8024L2」のWeb管理画面に認証を回避される脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。なお開発者によると、当該製品は End of Life(EoL)となっている。「SMC8024L2」のWeb管理画面には、Web管理画面のURLを直接入力することにより、認証を要求されずにアクセスすることが可能な脆弱性(CVE-2012-2974)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者に当該製品の設定を変更される可能性がある。JVNでは、アクセスを制限することで本脆弱性の影響を軽減することが可能としている。