エフセキュア株式会社は6月13日、同社のセキュリティサービス製品を富士通株式会社が運営するクラウド型のアプリケーション提供ECサイト「J-SaaS」にて、6月14日より販売を開始すると発表した。J-SaaSは、主として中堅企業向けに年額、もしくは月額で提供しているアプリケーション提供ECサイト。2008年度より経済産業省による「中小企業の情報化促進」を目的に「中小企業SaaS活用基盤整備事業」として開始され、2010年6月より富士通にて事業継承し運営している。エフセキュアは今回、J-SaaSプラットフォーム上で「エフセキュア プロテクションサービスビジネス(PSB)」の販売を開始する。PSBは、サーバレスでの集中管理を実現する統合型セキュリティソフトウェアサービス。PSBを利用することで、中堅企業においてもほぼメンテナンスフリーで最新の脅威に対応することが可能となり、よりセキュアな情報通信インフラを実現できる。なお、J-SaaSにおけるウイルス対策サービスの提供は今回のエフセキュア製品が初となる。