日本は19.35%のユーザーがセキュリティ未対策(米マカフィー) | ScanNetSecurity
2024.07.27(土)

日本は19.35%のユーザーがセキュリティ未対策(米マカフィー)

 米マカフィーは30日、個人ユーザーのPCセキュリティ状況について、グローバル調査した結果を発表した。2011年1月から11月にかけて、24カ国で調査を実施。毎月平均2,700万台〜2,800万台のPCにおける任意のスキャンデータを分析した。

調査・レポート・白書・ガイドライン
基本的なセキュリティ対策を施している個人ユーザー割合の国別ランキング
  • 基本的なセキュリティ対策を施している個人ユーザー割合の国別ランキング
  • ソフトをインストールしていない、またはインストールしていても無効化している個人ユーザー割合の国別ランキング
  • ソフトをインストールしていない個人ユーザー割合の国別ランキング
  • ソフトをインストールしてはいるが無効化している個人ユーザー割合の国別ランキング
 米マカフィーは30日、個人ユーザーのPCセキュリティ状況について、グローバル調査した結果を発表した。2011年1月から11月にかけて、24カ国で調査を実施。毎月平均2,700万台~2,800万台のPCにおける任意のスキャンデータを分析した。

 その結果、調査対象となった個人ユーザーの83%が、基本的なセキュリティ対策を施していた一方で、17%は、ウイルス対策ソフトをインストールしていないか、期限が切れていることが判明した。

 基本的なセキュリティ対策を施しているPCの割合が最も高かった国はフィンランドで、90.3%が対策を施していた。逆に最も低かった国はシンガポールで、78.25%が対策を施していた。ちなみに、「そもそもセキュリティソフトをインストールしていない」というPCの割合が最も高かった国はスペインで、16.33%。「インストールしてはいるものの、無効化している」ユーザーの割合が最も高かった国はシンガポールで、11.75%だった。

 日本は対策を施しているユーザー数でみると下位にランクインしており、19.35%が未対策で、セキュリティ対策済みは80.65%だった。また、13.2%のユーザーがセキュリティソフトをインストールしておらず、6.15%のセキュリティソフトは、無効化されていた。

個人PC、最も守られている国はフィンランド、最下位はシンガポール……マカフィー調べ

《冨岡晶@RBB TODAY》

編集部おすすめの記事

特集

調査・レポート・白書・ガイドライン アクセスランキング

  1. ランサムウェアの種別特定やセカンドオピニオンも ~ セキュリティ企業も頼りにできる JPCERT/CC

    ランサムウェアの種別特定やセカンドオピニオンも ~ セキュリティ企業も頼りにできる JPCERT/CC

  2. 迷惑メール対策推進協議会「送信ドメイン認証技術 DMARC導入ガイドライン」公表

    迷惑メール対策推進協議会「送信ドメイン認証技術 DMARC導入ガイドライン」公表

  3. 「セキュリティ対応組織の教科書」第3.1版公開、追加説明やフィードバック反映

    「セキュリティ対応組織の教科書」第3.1版公開、追加説明やフィードバック反映

  4. 1,952 社から 9,208 件の報告 ~ 2023年度 Pマーク付与事業者の個人情報取扱いにおける事故

  5. 取締役や幹部への罰金 禁固 罷免 解雇 ~ サイバー攻撃後の被処罰最多は APJ 地域

  6. 世界中の警察官が考える現在/未来の脅威「インターポール世界犯罪動向2022」公表

  7. 「シャドーアクセスとは?」CSAJ が定義と課題をまとめた日本語翻訳資料公開

  8. フィッシングサイトのドメイン「top」が最多、デジタルアーツ調査

  9. 「無料求人広告」無料期間終了後 高額請求、法人間のトラブル事例

  10. Proofpoint Blog 36回「身代金を払わない結果 日本のランサムウェア感染率減少? 感染率と身代金支払率 15 ヶ国調査 2024」

アクセスランキングをもっと見る

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×