独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月28日、dotCMSの提供するコンテンツ管理システム(CMS)である「dotCMS」に任意のコードが実行される脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「dotCMS version 1.9 およびそれ以前」には、テンプレートファイルの処理に問題があり、任意のコードが実行される脆弱性(CVE-2012-1826)が存在する。この脆弱性が悪用されると、テンプレートを作成可能なユーザによって任意のコードが実行される可能性がある。JVNでは、開発者の提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。