独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月16日、アップルの提供するマルチメディアソフトウェア「QuickTime」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。これは、アップルが公開したQuickTimeのセキュリティアップデートを受けたもの。「Apple QuickTime(Windows)7.7.2より前のバージョンには、複数の脆弱性が存在する。この問題が悪用されると、各脆弱性により異なるが任意のコードを実行されたり、DoS攻撃を受けるなどの可能性がある。JVNでは、アップルが提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。