日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は5月10日、東京SOCにおいてPHPの脆弱性を悪用する攻撃を検知したとして、注意喚起を発表した。この脆弱性は、WebサイトにてPHPをCGIとして利用している場合に、リモートからのスクリプト実行を許可してしまうもの(CVE-2012-1823)。攻撃者は、不特定多数のWebサイトに対して本脆弱性の有無を調査しており、現在も継続しているという。同社では、PHPをCGIとして利用する必要がある場合、PHPを最新のバージョン(バージョン5.3.13、5.4.3)へアップデートするよう呼びかけている。