SCSK株式会社は5月10日、特定の企業や組織を狙ってデータの窃取を図る標的型攻撃から情報資産を24時間365日セキュリティ監視するサービス「Protection Expert/標的型攻撃マネージド監視サービス」の提供を同日より開始したと発表した。本サービスは、標的型攻撃への対策ソリューションとして高度な機能を備える米FireEye社の「FireEye Web MPS(Malware Protection System)およびFireEye Email MPS)」を利用して実現するもの。月額利用料金は500,000円から。従来のセキュリティ機器では対応が不可能であった、特定の企業や団体を対象にした、未知のウイルスやマルウェアを利用した攻撃を24時間365日監視する。具体的には、イベントログの収集と解析、イベント発生時の正常・誤診確認、イベント発見時、電話/メールによる管理者への通知、月次報告書の提供(統計情報、勧告事項)を行う。これにより、企業のIT担当者の負担を軽減するとともに、標的型攻撃からの保護が可能になる。なお、未知の攻撃により感染した場合にも素早くワクチンの開発を行い、感染被害を最小限に抑える。