同サイトは、いくつかあるこの種のサイトの一つで、もともとはプログラマーのために開始されたものだが、ここ数ヶ月、AnonymousやLulzSecのハクティビストたちが好むダンピング場所となっていた。こうした投稿の多くは、住所、電子メールのパスワード、(まれに)クレジットカード情報など、標的の不安定なシステムから盗まれた個人情報を暴露する。そして次に、複数のハクティビストがダンプをTwitterのアップデートにリンクして広めるのだ。
Pastebin.comは、論争の的となる可能性の高い素材を警告するシステムとして、悪用の報告に頼っていた。しかし、2年前に同サイトを買収した28歳のオランダ人企業家Jeroen Vaderは、現在のシステムは十分とは言えず、Pastebin.comは「機密情報」をより素早く除去できるよう、サイトをアクティブにチェックするためのスタッフを雇い入れる計画だと、BBCに語った。PasteBinは現在、サイト内の通知システムもしくは電子メールにより、悪用の報告を1日に1200ほど受け取っている…
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(翻訳:中野恵美子)
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