ハッキングコンペで判明したChromeの脆弱性を修正(米Google) | ScanNetSecurity
2024.04.20(土)

ハッキングコンペで判明したChromeの脆弱性を修正(米Google)

 米Googleは独自のWebブラウザハッキングコンペを開催し、Google Chromeのセキュリティを破った挑戦者に賞金6万ドルを授与した。Googleは8日(現地時間)、このコンペで明らかとなった脆弱性を修正したGoogle Chromeのアップデートを実施した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
 米Googleは独自のWebブラウザハッキングコンペを開催し、Google Chromeのセキュリティを破った挑戦者に賞金6万ドルを授与した。Googleは8日(現地時間)、このコンペで明らかとなった脆弱性を修正したGoogle Chromeのアップデートを実施した。

 Googleは、昨年までセキュリティ企業のTippingPointが主催する「Pwn2Own」にスポンサーとして参加してきた。しかし今年はGoogle Chromeだけを対象とした独自のコンペを開催。総額100万ドルもの賞金を用意した。もっとも難易度が高い「Windows 7上でChrome自体の脆弱性のみによるハッキング」を達成したセルゲイ・グラズノフ氏が6万ドルを獲得した。

 一方、「Pwn2Own」も例年通り開催された。こちらではセキュリティ企業のVUPENがGoogle Chromeを始めインターネットエクスプローラ、Firefox、Safariのセキュリティを次々と突破した。

Googleがハッキングコンペ開催、Chromeのセキリティを破った挑戦者に賞金6万ドル

《山田 正昭@RBB TODAY》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×